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DSC05172cushion/Fault: 断層をイメージしたシリーズ

DSC05202丸型35/ミックス/おもて:メイン素材はシープシルキー(ヌバック)。そのほか牛、馬、発光テープ。

DSC05206うら:コーデュロイ

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DSC05209丸型35/単色:おもて:素材は白なめし鹿革の枇杷染め

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DSC05213うら:オーガニックコットン。ぼうにんげんTシャツ制作時の裁ち落とし。

DSC05212

rough laugh rough ? @rasiku (2)

普段の仕事では、ほとんどの製品に「漉き」という工程のあるプロダクトを設計しています。
「漉き」は、製作過程の中で職人さんがいつもしてくださっています。
でも、うちには漉き機がない。ミシンだけでどうやって進めていこう。
この2つが「rough laugh rough ? 」展の作業序盤でした。
手を動かしているうちに、クッションの役割と革と布の組み合わせを具体的になっていきました。
 
ミックスは、硬い(厚い)+ 柔らかい(薄い)をできるだけ交互にしたり、
スキマを繋ぐ素材として、発光テープを使用しました。
(発光テープは、夜明け前トイレに起きたとき、空間が捉えやすい? という仮説から採用)
 
単色は、ミックスの下拵えの合間に何気なくはじめました。
これも手を動かしているうちに、必要な大きさの材料があり、やわらかい素材(馬や羊革)であれば
「余計なことはしない方がいい」という思いに至り、できる限り手を加えないことにしました。
 
うら面は、コーデュロイ、もしくは、オーガニックコットンを使用しています。
コーデュロイはカラフルなものが手元にあり、試作の初期段階から、目と手に心地良くたくさん使用しました。
オーガニックコットンは、オリジナルTを作った当時、工場さんにおねがいし、製品と一緒に送っていただいたもの。
鹿革+オーガニックコットンの組み合わせは、当時から気に入っていたので、クッションでもバディ復活してます。
 
つくる過程の中、はじめにイメージしたのは断層(Fault)でした。
二宮をきちんとリサーチはしていないのですが、rasikuさんへ幾度か伺った際、周辺を含めとても興味深い地形だったことは、
つくる上で自然と影響を受けたのかもしれないです。
 
 
「余計なことはしない方がいい」に至ったのは、素材の器の大きさを感じるような感覚でもあり
閃いたことを、素材と手に委ねるような作業でした。
1.  職人さんとの仕事(設計)は、目指す(目指したい)形がイメージで決まっていて、修正を繰り返し形にする。
2. 自身で製作することは、大枠の設計を決め、微調整しながら形にする。
ひと通りつくり終え、自作は普段と全く違う思考と方向性であることに気付きました。
2 から1 を対岸から眺めるようでした。
 
記事のクッションの中材なし画像、膨らみが無くなんだかよくわかりません。ごめんなさい。
rasikuさん現在6回に渡り、blogを書いてくださっています.
目一杯制作時間を過ごしていたため、ぜひ rasikuさんのページ内で、cushion/Fault ご覧いただけたらと思います。
 
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「rough laugh rough ? 」
期間|2025年6月27日(金)~ 7月8日(火)
時間|10:00~17:00
定休|水・木曜
場所|rasiku
神奈川県中郡二宮町山西326-1
電話|0463-72-7318
Instagram|rasiku_shop
rasikuさん移転一周年をお祝いできるような、にぎやかな展示販売にしたいと考えています。
普段のアイテムでは、つい綿密に計算して設計してしまいます。
「rough laugh rough ?」展では、2016年ころ製作していたクッションの発展形が加わる予定です。
できるだけラフに(綿密に計算しないをがんばる)を試みています。
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07. 04 , 2025

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