北のクラフトフェア「什器を並べてみる」ミーティング
北のクラフトフェア「テントを立ててみる」ミーティング
066 カップ / ベース:ブラック
066 カップ / ベース:ブラウン
066 カップ / ベース:ホワイト
066 カップ / ベース:ピンク
066 カップ / ベース:ライトブルー
066 カップ / ベース:グレー
フーコーニー MTG 1 「切り干し大根」
ありきたりになりがちな切り干し大根のレシピ。
実家に帰ったとき、サラダで使ってみるとおいしかったことを話したつもりだったが
母は「切り干し大根好き」と解釈したようで、東京へ送る荷物に3袋も用意してくれた。
2023年初春、いつもと違う年にしたいと思った
ような気がするし、しない気もする。耕さんに何とお誘いしたかは正直覚えていない。けれど
北のクラフトフェアに、耕さんとフーコさんとで行ったら楽しいだろうなと、ふと急に確認したことだけ覚えている。
どうしてそんな風に思えたのか、これかなという意識あるものと無意識のもの、きっかけを掘り起こしてみる。
2-3年前、耕さんと名古屋経由で、大阪までいっしょに納品したことや、伊豆での展示は、最近の出来事ということもあり意識ある大きなきっかけ。
耕さんとは、8年くらい製品を作ってもらっていても、旅での時間の共有は、普段とちがう景色が物理的にも心情的にもある。
そもそもの耕さんとの出会いは、20年以上前の靴の夜間講習。「すでに名前の知られている存在の人が学びに来ている」と感じた。
なにも知らない若さ故の、表面的な見方だと我ながら思う。講習が終わってからは、しばらく耕さんと会う機会はなかった。
無意識のきっかけは、その辺りから生まれているように思う。
祖母が認知症になり、15年くらい「生と死」のグラデーションのような時間を考えたり、目を背けたりしていた。
家族だけでなく仕事で関わった人の、死という局面が立て続けに私に訪れ、時間の有限性を捉えはじめた。
フーコさんは、店舗の内装を耕さんが関わったことで知った。
自分にはやや重たい出来事があった日、徐にフーコさんのお店に寄り道することを思いたつ。
なんとなくその日の出来事を話して買い物をしたとき、フーコさんのさり気ない優しさに、気持ちが軽くなったのを覚えている。
こういう出来事はなかなか忘れない。(時間が経過してみての気付き)
フーコさんと耕さん、トートーニーと耕さん。
こんなに近くに居て製品があるなら、なにか楽しいことを。
「仕事は楽しくしても良い」という概念がここ何年かで芽生えた。(10年の会社員期間のおかげか、そういう考え方が無かった)
「たのしくする術」をお二人は知っている、と2023年の初春、私は仮説を立てていたのかもしれない。
ミーティングを重ねていくうちに、そんな気がしてきた。
母は「スイカ好き」ということを今年の夏に知った。
全然減っていないのに、切り干し大根がまた送られてきた。
フーコさんと耕さんの好きな食べものはなんだろう。切り干し大根は好きだろうか。
盛岡までの道中、たっぷり時間があるので聞いてみるとしよう。
あっという間に今週末。みなさまのお越しをお待ちしております!
「北のクラフトフェア」
https://kitanocraft.com
Instagram @kitanocraft
クラフト市
場所|岩手公園(盛岡城跡公園)芝生広場
盛岡市内丸1-37
期間|10月7日(土)10:00〜16:00 / 8日(日)9:00〜16:00
作家名|曽田耕
素材|その他素材(革・布・木)
ブース|小6
10. 02 , 2023
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