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膝中心の生活

かつて職人さんに 17時過ぎころ電話すると、反響のある返答が続き、居る場所を確認するとお風呂場でした。
奥さまが繋いでくださったのは有難かったけれど、不思議な気持ちのまま会話した記憶があります。
陽の出ている早朝から夕暮れ時、その日の仕事が終わったら、15時頃には帰宅。
あの頃は分からなかったし出来ないと思っていた職人さんのような働き方は、とても理に適った時間の使い方なのだと感じています。
 
ここ数週間、銭湯に行く時間を変えたことで、就寝・起床・始業時間が自然と変化しました。寝るまでの「無駄」と思われる1-2時間が、「余白」と感じる時間になり、スケージュールの組み方もゆとりを持たせることで、再調整に割く時間も少なくなりました。
銭湯に行く時間を変えたきっかけは、お気に入りの銭湯の休業。
2年に一度くらいのペースで長期休業に入られるため、とくに思い入れのなかった銭湯へ通うことに。陽が落ちていない明るいうちに行ってみる、ただそれだけでした。
お気に入りの銭湯では、壁の大きな絵を見ながらお風呂に浸かりボッーとするだけで、その日一日が満足で終わっていました。そこへ「陽の光を少し浴びながら」が加わるだけで、とくに思い入れのなかった銭湯に愛着を感じ、苦手だった43℃の湯船も普通、いや壮快感さえ感じるようになりました。昔どこかで聞いた「ごくらく、ごくらく」という比喩は本当かもしれない、と体感しています。まだ言ったことはないけれど。
暮らしの基軸がお風呂に入る時間となり、元々通っていた銭湯の女将さんやご常連さんと、いま通う銭湯で顔を合わせ「おやすみなさい」と挨拶する日々はもう少し続きそうです。
 
わたしの暮らしは、銭湯中心の生活
すきなギャグは、膝中心の生活   by サバンナ/八木真澄
 
 

05. 19 , 2020

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